2年以上、ず~っと滲出性中耳炎で悩んでいました。
このブログでの軌跡を追うならば、
で不快な症状がなくなって大喜びして、
鼓膜のチュービング体験(残念!チューブ立て失敗) - トクする!栄太郎のブログ
で落ち込んで、
でちょっと喜んで、
またまた鼓膜切開、滲出性中耳炎がなかなか治らないです - トクする!栄太郎のブログ
で、単なる対症療法でしかないことを思い知らされ、
ブログにこそしてませんが、鼓膜切開しても症状が改善しないことがありました。
そして、
鼓膜のチュービング体験(今度こそ成功したよ!) - トクする!栄太郎のブログ
で、最終兵器に出会ったのです。
まぁ、本来は、完治してこその最終兵器なんですけどね。
でも、半年以上私の耳を正常にしてくれているチュービングには感謝の念しかありません。
たぶん、小さいお子さんを持つ親の場合、言語に関する能力の形成の観点からも切実だと思います。
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チュービングとは
鼓膜切開をしてもすぐ再生してふさがってしまいます。
私のような55歳のジジイでも1週間とかかりません。
再生力の旺盛な子供ならばもっと速いでしょう。
なので、再生しても鼓膜の穴がふさがらないように、鼓膜にチューブを付けちゃう手術です。
上の写真のような形のチューブを鼓膜に装着します。
原理については、ここ⇩がわかりやすいです。
鼓膜チューブ挿入手術について(滲出性中耳炎の治療) | 豊中の耳鼻科や耳鼻咽喉科なら こうづき耳鼻咽喉科医院
何がいいの?
1.通気し、中耳が大気圧に保たれること
2.大気圧に保たれる結果、浸出液が出なくなること(中耳は閉鎖されると陰圧(大気圧より低い圧力)になってしまいます。この結果、中耳から、液がしみ出してしまうのです)
3.上記2つの結果、中耳炎の根本原因が治る可能性があるということ。
リスクは?
患者が小さな子供(幼児)の場合、たとえ局所麻酔をしても、処置中に我慢して動かないなんて絶対に無理です。
なので、どうしても全身麻酔の必要があります。心配ですよね。
また、術後、鼓膜に穴が開いたままなのですから、水が耳に入らないよう注意する必要があります。
私の場合
近所の耳鼻咽喉科では、チューブを 入れてもらおうとしましたが失敗しました。
失敗の原因は私の耳の穴が曲がっていたからなんですけどね。
諦めていたんですけど、紆余曲折があって、上の近所の耳鼻咽喉科にお願いして市民病院に紹介状を書いてもらって手術しました。
(大きな病院にかかるとき、紹介状を書いてもらうのは大事ですよ⇩)
紹介状なしで大病院を受診すると特別の料金がかかります。 診療所や病院を適切に使い分けましょう。 | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン
手術が終わった直後から、耳が正常に戻りました。
コレ自体は、単なる鼓膜切開と同じなんですが、この状態がずっと継続するのがチュービングの良いところです。
単なる鼓膜切開では1週間で鼓膜が再生して、そのあと、すぐにもとに戻ってしまいます。
5月の中頃に手術をして、約半年過ぎましたが、快適なままです。
滲出性中耳炎のことはすっかり忘れてしまうことができます。
まとめ
反復性中耳炎や、滲出性中耳炎の場合、私の経験からはチュービングはすごくオススメです。
でも、ご自身やご自身の身内のことですから、よく医師とご相談してお決めください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。<(_ _)>
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