以前、妻の自動車保険を更新したとき記事を書きました。
次は、私の自動車保険を更新しました。
- 今回の着目点は?
- どの保険会社で?
- まず、結論から
- どーんと比較表を作りました
- 約7千円の差がありますが、おとなの自動車保険も悪くないです
- では、一つ一つ説明しましょう
- どこが、組合わせて節約なのか?
- 最後に
今回の着目点は?
・妻の自動車保険と組合わせて節約してあります。
・2社で見積もりました。
どの保険会社で?
「SBI損保」と「おとなの自動車保険」です。どちらもお勧めの保険会社です。
まず、結論から
「SBI損保」を選びました。なお、妻の自動車保険が、もし、なかったら「SBI損保」には1点、致命的な欠点があるので選びません(後述)。
どーんと比較表を作りました
SBI損保 | おとなの自動車保険 | ||
条件 | 年齢条件 | 26歳以上 | 入力なし(生年月日から計算していると思われます) |
運転者限定 | 本人・配偶者限定 | 本人・配偶者・別居の未婚の子 | |
使用目的 | 通勤・通学 | 通勤・通学 | |
年間走行距離 | 5000~10000km | 5000~10000km | |
割引 | 証券不発行 | 適用 | 適用 |
インターネット割引 | 適用 | 適用 | |
ゴールド免許割引 | あり | あり | |
ノンフリート等級 | 20等級 | 20等級 | |
相手方 | 対人賠償 | 無制限 | 無制限 |
対物賠償 | 無制限 | 無制限 | |
自分 | 人身傷害補償保険種類 | 契約自動車搭乗中のみ補償 | 契約自動車搭乗中のみ補償 |
人身傷害補償保険金額 | 5000万円 | 5000万円 | |
搭乗者障害 | 500万円 | 500万円 | |
無保険者障害 | 2億円(自動付加) | 無制限(自動付加) | |
自損事故 | 1500万円(自動付加) | 人身傷害にて | |
車両 | 車対車+限定A | 25万円 | 25万円 |
車両自己負担 | 5-10万円 | 5-10万円 | |
オプション | 対物差額修理費用補償特約 | あり | あり |
自宅・車庫等修理費用補償特約 | なし | - | |
全損時諸費用保険金特約 | なし | なし | |
ロードアシスタンス | 自動付加 | あり | |
車両損害に関するレンタカー費用補償特約 | なし | なし | |
ファミリーバイク特約 | なし | なし | |
自転車事故補償特約 | なし | なし | |
弁護士費用等補償特約 | あり | あり | |
個人賠償責任保険特約 | オプションなし | なし | |
車内外身の回り品補償特約 | なし | なし | |
他車運転危険担保特約 | 自動付加 | 自動付加 | |
保険料 | 年間保険料 | 20,570 | 27,270 |
※赤字の部分は妻の自動車保険(おとなの自動車保険)でカバーしていますので重複を避けています。 |
約7千円の差がありますが、おとなの自動車保険も悪くないです
なぜなら、運転者限定の欄で、「本人・配偶者」を選ぶと、自動的に「本人・配偶者・別居の未婚の子」が付加されます。子供が運転年齢に達していないのなら全く余分なのですが、我が家においては非常に重要です。なので、妻の自動車は「おとなの自動車保険」です。
では、一つ一つ説明しましょう
年齢条件
自動車保険にはつきものの年齢条件です。当然、若いほど事故率が高いので、若いほど高くなります。「SBI損保」は26歳以上かどうかしか確認しませんが保険会社によっては30歳以上かという設問もあります。また「おとなの自動車保険」は生年月日から細かく設定している可能性があります。
運転者限定
だれが運転したときに補償するのかと言うことです。「本人」と設定すると本当に本人しか補償されません。
年間走行距離
つまり、走る分だけってことですね。S◎NY損保の走った分だけ!っていうのは、S◎NY損保だけの特典ではないってことです。
ゴールド免許割引
ゴールド免許はこんなところでも優遇されます。以前、レンタカーを借りたときもだいぶ安くなった覚えがあります。
でも、わたしのゴールド免許も次の更新でブルーになります(TT)。下記参照
ノンフリート等級
スタートは6等級です。1年無事故を重ねるごとに、等級は7等級、8等級と上がっていきます。事故を起こして保険を使うと3等級下がります。
このノンフリート等級によって驚くほど保険料が異なります。
対人賠償・対物賠償
基本、無制限を選択ください。例えば列車や、冷凍車が相手の事故を想定してください。無制限でないと怖いですよね。
なお、無制限にしたからと言って、保険料も無制限になることもないので、安心してください。
人身傷害補償保険
契約自動車搭乗中のみ補償としています。これは家族全員をカバーする保険なので、妻の自動車保険と重複する部分があります。
「SBI損保」のページに分かりやすい解説がありましたので、引用します。
なお、この部分の保険金額は5000万円に設定しました。
搭乗者傷害
人身傷害を付加していれば要らないって言えば要らないのですが、人身傷害補償は実損填補(額の確定を待って支払い)なので、支払いが遅いです。これに対し、搭乗者傷害は受傷により支払いが確定するはずですので支払いが早いという特徴があります。
怪我をした場合なるべく早くお金が必要になることが考えられますので、チョビッと付加しました。
車両保険
これは、車の状態にもよります。また、車に対する考え方にもよります。
私は、「自分で車を傷つけた場合は自分で直す」と考えていますので、「車対車+限定A」にしています。この場合、自分で車を擦ったなどの場合は保険はおりません。
車両自己負担
車両自己負担はいわゆる免責です。免責とは、「この額は保険会社は支払いませんよ」と言う意味の額です。例えば修理に20万円かかる事故を2回立て続けに起こした場合、私の保険の場合、1回目は免責が5万円ですから15万円しか支払われません。
また2回目は免責が10万円ですので10万円しか支払われません。
その代わり保険料が安くなります。
ヤバいじゃん!って思うでしょ?
大丈夫なんです。
車対車の事故で、過失割合が10対0になることはあまりありません。(一方的な追突事故を除く)
あまり知られていないことなんですが、例えば5対5になった場合、20万円の修理費用はお互い半分ずつ支払いあいます。まず、免責分はその半分ずつ支払いあったお金でカバーできますので、実質の負担額はないことになります。
このブログを読んでくれた方にだけのお得情報です。
車両損害に関するレンタカー費用補償特約
私は懇意にしてくれる自動車修理工場がいますので、代車は無料で貸してもらえます。
なので、要らないです。
ファミリーバイク特約
125cc以下(原付二種)、50cc以下(原付一種)は、家族で何台持っていてもカバーされますので、原付があるご家庭ではこれをつければよいです。
個人賠償責任保険特約
あらゆる賠償責任を肩代わりしてくれる保険です。
でもご紹介しましたが、次のような場合に使えます。
◎自転車で人に怪我をさせた場合。
◎集合住宅で水漏れ事故を起こしてしまった場合の階下の部屋の修理費用。
◎子供がポルシェのボンネットを滑り台代わりにして遊んでしまった場合。
◎子供がチャンバラごっこで、よその子供に怪我をさせてしまった場合。
家族に1つ、この特約は必ず付けて下さい。火災保険にも付加できますので重複には気をつけてください。
私の場合は妻の「おとなの自動車保険」につけていますので不要なのです。
逆に、妻が車を持っていなかったら、個人賠償責任保険特約は必須と考えていますので、その選択が出来ない「SBI損保」は候補から外れることになります。
自転車事故補償特約
私は不要と考えています。
自転車で人に怪我をさせたり物を壊した場合は、妻の個人賠償責任保険特約が使えますし、自転車で自分たちが怪我をした場合、妻の人身傷害補償保が車に乗っていない場合もカバーしますので不要です。
他車運転危険担保特約
自分が他人の車に乗ったときの事故をカバーしてくれる特約です。自動的に付加されます。
どこが、組合わせて節約なのか?
表の赤字部分です。妻の「おとなの自動車保険」に付加しており、重複する部分は自分の自動車保険につけないことで節約しています。
このように、知っていれば節約できることは色々とあります。
最後に
以上の例は、私の事情に的を絞ったサンプルです。
当然、年齢、ノンフリート等級、自動車の種類で千差万別です。保険料が安い損保会社ほど、年齢とノンフリート等級に敏感に反応して保険料が変化する傾向があります。
例えば、18歳の免許取立ての人がフェアレディ乙なんかに乗るという条件で見積もった場合、恐ろしい保険料(昔80万円超えと聞いた事があります)になることが予想されますし、そんな条件で引き受けてくれる保険会社も限られてきます。
なので、上記の私の保険料はサンプルとして受け止めてください。
やっぱり、手っ取り早く安く上げるには一括見積もりが一番楽です。1社1社見積もりをしていたら、時間がいくらあっても足りません。
コツは、「現在、あなたが利用している損保会社は?」という質問事項に保険料の安い保険会社を記入しておくことです。
そうする事により、その保険会社より保険料の高い保険会社からの見積もりは来なくなります。保険料の高い保険会社からすれば、自社の保険料が高いことがバレるわけですから・・・」
私の場合「三井ダイレクト損害保険」を記入しています。
三井ダイレクトもオススメの損保会社です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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