子供の習い事に「少林寺拳法」はスゴくお勧めというお話です。
開祖の写真です。公式サイトから引用。
少林寺拳法公式サイト | SHORINJI KEMPO OFFICIAL SITE
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少林寺拳法は、
細かいことは上のオフィシャルサイトのページと
を見れば、だいたいのことはわかります。
自己確立、守主攻従、不殺活人、・・・等々の教えがあります。
技術的には、
剛法 → 突き蹴り
柔法 → 関節技、投げ技
の技術を学べます。
例えば、剛法の突き蹴りでは、闇雲に突き蹴りするのではなく、人体の経絡秘孔に当てることをします。
この経絡秘孔の凄さは、また、別の機会に・・・。
2017/07/17追記↓
私は、
中学1年生の頃に開祖の書かれた少林寺拳法の本で、少林寺拳法を知りました。
そのころは、道場が近くにあるかどうかなんて知る由もありません。だって、インターネットはおろかパソコンすらない時代です。
それから、ずっと気になっていました。
39歳の頃、上司が変わって、その上司の方針で、「この仕事は時間をかければいいってモンじゃないから、早く帰ろうよ」という方針に乗っかりました。
余った時間でジムに通ってもいいのですがなんか気乗りがしません。だって、ジムって健康になる以外のメリットがないんですから。
そこで、なんとなく昔から心に引っかかっていた少林寺拳法に入門しました。
なので、大人にも当然お勧めなのですが、子供の習い事にも理想的だと思いますのでご紹介します。
お勧めの理由
子供の護身
少林寺拳法の柔法の技術体系には各種の「抜き技」があります。簡単に言うと手首や腕をつかまれたときにするっと抜ける技です。まず、最初の方にこれを習います。
また、少林寺拳法は護身を旨とする拳法なので、禁じ手がありません。
面白いことに、最初に金的蹴りや目打ちを習います。
これって、少しは子供の連れ去りの予防になると思いませんか?
精神論・根性論はありません
息が続かなければ休めばよい。
水が飲みたくなれば飲めばよい。
トイレに行きたければ行けば良い。
無理強いはしません。
これは、開祖の方針です。
少林寺拳法の先生は無給です
少林寺拳法を教えるには、ちゃんと正業に就いていなくてはなりません。つまりボランティアです。
週に何時間も少林寺拳法を教えるために束縛されて、さらに無給です。よほどの覚悟と少林寺拳法に対する愛がないとできません。
こういう情熱を持った熱い(場合によっては暑い)先生に教えてもらえます。
じゃ、集めたお金は?というと、本部に集められ、その後、本部から会場費などが出るとのことです。
しつけの点で
しつけは、本来各家庭でやるべきです。これを塾や習い事に投げるのは感心しません。
少林寺拳法では、技を教える以外に、人として大事な、
自己確立 - 他の者に頼らず、しっかりとした自分になること。
守主攻従 - 攻撃する時は自分から手を出してはいけない。防御から反撃へ。
不殺活人 - 武の目的は争いをとめ正義を守ることであり、人を殺傷することではない。
脚下照顧 - 履物を脱いだらきちんとそろえる。足元を顧みよ。
などの教えを受けることになります。
守主攻従の教えは重要
守主攻従は、「まず守り、それから反撃」と言う考え方で、少林寺拳法の基本姿勢です。これって、世知辛い世の中で大事な考え方ですよね?
自分から手を出すとアウトですから。
少林寺拳法は全ての技がこの基本姿勢で構成されています。
最後に
故森道基先生の投げ技などをご覧下さい。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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