私は、自動車保険のご紹介をするとき、必ず個人賠償責任保険(特約)について触れます。
触れなかったことはありません!(断言!)
それは、なぜか?についてお話します。
スポンサードリンク
例によって結論から言うならば、自転車保険をカバーできるからです。
世間の情勢
自転車保険等を義務化している都市
兵庫県、大阪府、滋賀県、鹿児島県、京都府、名古屋市、京都市・・・。
努力義務としている都市
埼玉県、東京都、愛媛県、千葉県、福岡県・・・。
など、多数あります。
高額化する賠償事例
世間の情勢よりももっと切実なものがあります。
(はっきり言って強制力のない条例などどうでも良い)
それは、賠償金額が高額化していることです。
名古屋市:自転車損害賠償保険等への加入が義務となります。(平成29年10月1日施行)(暮らしの情報)
から引用します。
全国的に見ると1億円に迫る勢いです。
恐ろしいです。
自転車を運転するときは自動車を運転するときと同様の覚悟がいります。
それも自分だけではありません。
子供にも同様のリスクがあります。
あなたはノーガードですか?
確かに、学校に入学すると、学校が学生保険と名のつくものを斡旋してくれます。
それには、色々含まれていて、自転車保険の範疇もカバーされています。
しか~し、学生保険は法外に高い!
なぜならば、すでに持っている保険とカブるので無駄が多いからです。
保護者死亡の場合の保証などはその最たるものです。
普通は生命保険に入っていますよね?
自転車保険の正体
自転車保険の正体は、
①自転車の事故により生じる相手方に対する賠償責任をカバーする保険
②自転車の事故により生じる自分の傷害をカバーする保険
です。
条例も
条例も、①+②の自転車保険に入れって言っているわけではありません。
①の賠償責任保険に入れと言っているのです。
なので、自分のことは自己責任と開き直れるならば、個人賠償責任保険(特約)だけで良いのです。
もし、自分のケガのことが心配ならば、自動車保険の「人身傷害補償保険」を、対象となる自動車に搭乗中だけではなく、その他の交通事故でも補償されるように契約すればよいのです。
これで、②の部分はカバーされます。
簡単でしょ!
つまり
ちょっと注意して自動車保険に入っておけば、自転車保険は要りません!
また、学校で斡旋される学生保険で悩まなくても良くなります。
学校の斡旋だから入らないと先生の心証が悪くなるなんてことはありません。
これは、学校に取り入っている損保代理店が学校にたのんで斡旋しているテイで募集しているに過ぎません。
必要がなければ無視しても良いですし、自分の知り合いの損保代理店から入れば、キメの細かい加入のしかたができます。
自動車保険以外では
自動車保険以外で個人賠償責任保険(特約)に入っている可能性がある保険は、
火災保険
借家人賠償責任保険
傷害保険
カードにオマケで付いている保険
が考えられます。
なお、保険の対象者は家族全員である場合が多いです。
一度、確認してみることをオススメします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。<(_ _)>
面白かったら、読者になって頂いたり、ツイッターでフォローしていただけると嬉しいです。
スポンサードリンク