お宝保険って用語はあまり普及していません。
あえて言うならば、予定利率が4%以上の頃に加入した貯蓄性の高い保険ってところです。
例えば1995年以前に入った終身保険、養老保険、年金保険が該当すると思います。
上記の条件に外れますが、私が1999年に加入した終身保険が、ちょっとした工夫をしてあるおかげで、ほぼお宝保険扱いをしても良さそうです。
その辺りをちょっとご説明したいと思います。
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単純に生命保険の説明
下の娘が生まれるので買い増した保険です。
500万円の終身保険です。
つまり、私がいつ死のうとも500万円が支払われます。
- 加入時年齢35歳で死んでも500万円。
- 100歳で天寿を全うしても500万円。
です。
少し、普通の保険と異なるのは、
- 保険料支払期間が55歳までと短い。
- 特約(医療特約)が70歳までと長い。
ことが挙げられます。
まぁ、医療特約は本題から外れますので、今回は除外して考えます。
月払い保険料は11,200円です。
保険料の支払総額は2,822,400円となります。
車も新車で買えてしまう高~い買い物です。
保険料と解約返戻金の関係に着目してグラフを作ってみました
赤の棒グラフが保険料の支払い累計、白の棒グラフが解約返戻金の推移です。
保険料は55歳で支払い終わるのでそれ以降は増えません。
それに比較して解約返戻金は54歳でわずかに支払総額を超えています。
以降は単純に増加します。年利1%~2%で推移しています。
単に銀行に預けていてもこんなミラクルは起こりません。
なのでお宝保険なのです。
では解約返戻率のグラフは?
解約返戻金額をそれまでの支払総額で割ったパーセンテージです。
54歳時点で100%を超えています。
なぜ、お宝になったのか?
理由は2つあります。
- 予定利率が3.1%と今のレベルに比べると破格に高い
- 保険料支払期間を55歳までと意図的に短くしてある
現在の終身保険の予定利率が、0.4%程度ですので、雲泥の差です。ソース
更に以前には予定利率が6%の頃がありました。これぞ本当にお宝です。
逆に言えば、今、終身保険に入ってはいけません。
さらに、保険料の支払期間にもからくりがあり、55歳で払込が完了するように意図的に短くしてあります。
こうすると毎月の保険料は高くなりますが、解約返戻率が100%を超えるポイントが早くなります。
自分で保険を設計できたからこその思い切った設定です。
おかげで私は去年からこの分の保険料の支払いから開放されました。
額の大小はあれど、過去に私から保険を買ってくれたお客さんは、解約をしていなければ、同様な恩恵を受けているはずです。
これは、ガッツリお客さんの方を向いて営業していた自分の自負であり、自慢です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。<(_ _)>
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