かんぽ生命が不適切な保険販売をしたそうです。
確かに悪い!保険料が3万円跳ね上がるとか。
でも、漢字の名前の生命保険会社の「転換」の方がもっと邪悪なのです。
なんでか?って、それは、表面上、
- 月払い保険料は下がります。
- 死亡保険金は増えます。
の2つを取り繕っているからです。
この2つをクリアすれば、良い保険に乗り換えた気がしますよね?
でも全く違います。
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なぜ、かんぽ生命が邪悪度が低いのか?
だって、わかりやすいじゃないですか!露骨に保険料が上がるのですから・・・。
冷静になれば、だれだって気が付きます。
それに引き換え、邪悪な生命保険会社は上に挙げた2つのポイントを押さえてきます。
つまり、保険料は下がって死亡保険金が増えるからです。
これでは、コロっとだまされますよね。
具体的な手口は?
カタカナ生保、もしくはひらがな生保の営業マンならば説明できなくてはなりません。
次のリンクを御覧ください。
生命保険の転換(もとの生命保険を下取ってもらって新しい生命保険に入る)の際に、このリンクの中のBコースを選択するのです。
上記のリンクの内容と重複しますがあえて大事なことなので説明します。
Bコースとは?
元の保険の解約返戻金(貯蓄性のある終身保険の解約返戻金)を、定期保険特約(10年限りのカケステ)に全額投入します。
それで何が発生するかというと、
- 全体の保険料は劇的に下がります。⇒最初の10年だけ
- 確かに死亡保険金は増えます。⇒最初の10年だけ
基本、漢字の名前の生保の営業は1年以内にやめますので、
「あとは野となれ山となれ」
です。
10年後に何が起こる?
- 保険料が倍増することに気が付きます。
- 元の保険の解約返戻金が跡形もなくなった事に気が付きます。
10年後に気がついても誰も責任を取りません。
だって、同意して署名/捺印したんですよね?
発覚するのが10年後って言う点でかんぽ生命なんかよりもよっぽど邪悪です。
邪悪な保険会社は?
私が、カタカナ生保にいた間に何百枚も保険証を確認しました。
漢字生保のなかでも比較的日本生命は良心的でした、
なぜなら、転換の際にAコースか、A,B折衷コースを選んでしましたから・・・。
しかし、M治生命だけは別格でした。
M治生命は、転換の際に設計書を作るプログラムが「Bコース」しかないかのように、転換契約が「Bコース」しかありませんでした。
次に邪悪なのはD一生命。
でも、これは営業職員の判断に任されているようでした。
以上の話は私がカタカナ生保にいた時代の個人的な経験に基づいています。
サンプルが少なすぎるのなら私の責任です。
正直にいうと、例えばM井生命などは、ほとんどサンプルがありません。
まとめ
このブログで何度も主張しているように、
絶対に転換(下取り)はしてはいけません
するならばリフォームです。
なぜなら、古い保険の貯蓄性のある部分は、今では入ろうとしても入れないお宝保険だからです。
【追記】2019/08/07
内容が明らかになってくるにつれ、かんぽ生命もなかなか邪悪ですね。
コミッション目当てでわざと二重に保険を掛ける期間を設けたり、逆に無保険状態を作ったり。
これは、保険の加入と解約の間隔が短いと、保険の掛替に関するペナルティに引っかかるからです。
あからさますぎる。
これはかんぽ生命が本気になりさえすれば保険契約に統計的な操作をすればすぐに炙り出せるはずです。
もし、全部の不審な案件を見つけ出して是正できないのならば、かんぽ生命が根っこから幹に至るまで腐っているということです。
さすがに、このあからさまな邪悪な行為は、漢字の名前の生保でもやらないと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。<(_ _)>
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