以前、私はビールを作っていた時代がありました。
今でもビールを作るキットは家にあります。
(作りたい)
たぶん、燻製を作る人は自家製ビールにも心動かされると思うんですよねぇ。
ビールを家で作るって聞いて疑問に思いません?例えば、
それって密造だよね?
泡が出るビールをどうやって作るの?
材料はどうするの?
とか、不思議じゃありませんか?
今日はそんな疑問にお答えします。
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まず、酵母菌(イースト菌)の発酵について
酵母菌は糖分を分解して半分をアルコールに、残り半分を二酸化炭素にします。
例えば、水900gに砂糖100gを混ぜて砂糖水を作ります。
これに酵母菌を投入して発酵させると、砂糖の半分の50gは二酸化炭素になって逃げていきますので、水900gとアルコール50gが残ります。
つまりアルコール濃度約5.2%の酒ができると言うことです。
ビールっぽいでしょ?
原理的なことではコレくらいでOKです。
あとは、発酵に適した温度などがありますが、発酵させる季節を選べば大丈夫。
それって密造だよね?
酒税法によりアルコール度数1%以上のいわゆる酒は作ってはいけないことになっています。
キットの作り方を見てもちゃんと1%未満になるようなレシピが書いてあります。
これを守れば大丈夫!
法に触れることはありません。
なので、マニュアル通りを推奨します。
間違っても、上に書いた酵母菌の発酵原理に従って計算して、原料に白砂糖などを追加してはなりません。(by駄鳥クラブ)
泡の出るビールをどうやって作るの?
確かに謎ですよね?
私も実際に作ってみて初めてわかりました。
上のユーチューブの画面はできた二酸化炭素をバルブから逃しています。
そうしないとタンクが破裂するからです。
大きなタンクで発酵させるのが一次発酵です。
その後、沈んだオリを避けて、ビールを瓶詰めします。
瓶詰めの際に、瓶のサイズに合わせて砂糖を数グラム投入するのです。
(私は測るのが面倒なので小分けされたグラニュー糖を使っていました)
これが二次発酵の酵母菌のエサです。
この数グラムの砂糖が、密閉された瓶の中で二酸化炭素を作り出します。
なので、ここでの砂糖の投入量を加減することにより祝い事用のとんでもなく泡が出るビールも作ることができます。
危険なので、大瓶1本に対して7g以下を守ってください。
このように密閉した瓶の中で二次発酵させるのでアワがでるビールを作れるのです。
なお、二次発酵をするつもりで半年忘れていたビールは、恐る恐る飲んでみると、えも言われぬ美味しさだったことを報告しておきます。
すぐ飲むのとは別次元の美味しさでした。
材料はどうするの?
ガチの醸造家は、麦を発芽させて麦芽にし、麦芽から材料を採取するとのことですが、これはシンドいです。
心配しなくても、材料は糖化の完了したものをペースト状にして缶に詰めて売っています。
昔は東急ハンズなどでないと手には入りませんでしたが、今はAmazonがあります。
調べれば、好みに合わせていくらでも注文できます。
キット缶と酵母菌の組み合わせで可能性は無限大です。
まとめ
どうでしょう。なんか作りたくなってきませんか?
実は、私は、今、炭酸飲料のペットボトルを集めているのです。
ビールを飲んで、空瓶を作れば問題はないんですが、ビールは高いですよね?
第三のビールは瓶で売ってないし。
なので、ペットボトル(耐圧仕様)で作りたいと画策しています。
もう少し涼しくなったら作りたいなぁ!
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