今回は知財関係者にしかわからない内容です。
汎用性がなくて申し訳ありません。
毎年1回、この時期に特許庁からのアンケートが来ます。
どんなアンケートが来たか?
どう答えたか?
大公開します。
どんな趣旨のアンケート?
特許庁は国の省庁としては凄く健全で、
特許審査に関する品質ポリシーを公表します | 経済産業省 特許庁
ポリシーを持って行動しています。
このアンケートはこのポリシーに従って品質を向上するべく出願人にどのような審査であったかを、出願番号を指定して、問うアンケートとなっています。
早速アンケート用紙とアンケート内容を公開
すご~く縦長ですみません。実際はエクセルのファイルに記入する形になっています。
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実は答えた案件は奇しくも、
でお世話になった審査官の案件です。
この審査官は、気軽に面接に応えてくれた審査官です。
でも、面接したからといっても別に自説を曲げるという軟弱な人ではなく一本筋の通った審査官です(詳しくは上のリンクを読んで頂ければわかります)。
そんな審査官に対する私の評価は、
「基本的に、一度発送した拒絶理由に対して、首尾一貫した姿勢を取っておられます。そのため、拒絶と特許査定とのボーダーラインがはっきり見え、出願人としても方針を立てやすかったです。
快く面接に応じていただきました。また、面接においても案件のことのみならず、意見書の書き方等に関して有益な情報を頂くことができました」
という評価をさせていただきました。
ここまで書けば、特許庁のアンケートとしては充分でした。
しかし、続きがありました。
もしかしてこれが特許庁の知りたい本音かも?
こんな設問がありました。
「その他、追加のご意見・ご要望等がございましたら併せてご記入ください。
他の個別案件についてのご意見でも構いません」
たぶん、この設問は出願人の本音を知りたい特許庁の設問だと解釈しました。
そこで、遠慮なく本音をぶちまけさせていただきました。
「別件の特願2014-******の審査ですが、最初の拒絶理由が3回連続しております。
拒絶ごとに拒絶理由/引例が異なり、本来あるべき審査とはかけ離れ、まるで、拒絶するという結論が最初にあるかのような審査でした。
結局、結論が得られないまま、時間と手間だけがかかり、最終的に拒絶査定となっております。
なお、担当の✖✖✖✖審査官の機嫌を損ねて、不利な扱いは受けたくないので、フィードバックは不可とさせていただきます」
という辛辣な内容です。
なお、
ここで言った「地雷審査官」です。
今後とも、付き合いたくない審査官のうちの一人です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。<(_ _)>
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