以前、「生命保険の種類と貯金の比較」で生存保険の話が後回しになっていました。
生存保険とは定期保険とは全く逆のロジックの保険です。
例えば定期保険とは、
保険期間中に被保険者が死亡すると保険金が出る保険。保険期間中に死なないと保険料が無駄になる保険。
生存保険は、
保険期間中(満期まで)に被保険者が生存すると保険金が出る保険。死保険期間中に死亡すると保険料が無駄になる保険。
です。ね、ロジックが逆でしょ。途中で死亡した人の保険料は生存者の満期保険金に上乗せされます。あえて言うなら「生きてるだけでまる儲け」な保険です。
しかし、実際に市販されている保険はこれほど極端ではなく、中途死亡の場合は、保険料支払い相当の返金があります。しかし、中途死亡者の運用益は生存者に上乗せされます。そういう意味では、確実に、「生きてるだけでまる儲け」な保険です。
長生きするのが心配ならばベストチョイスではないでしょうか?
2017/5/27訂正
この保険は、以前、アリコジャパンで扱っていましたが、現在、元アリコジャパンであるメットライフでは扱っていません。
類似のロジックの保険は、
ニッセイ 長寿生存保険(低解約払戻金型) | 日本生命保険相互会社
とんちん年金『ながいき物語』|保険商品|第一生命保険株式会社
がありますが、加入可能な年齢が50歳以上です。
また、支払い総額と、受け取り総額が均衡するのが、89歳前後となり、現実的にお勧めできません。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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