トクする!栄太郎のブログ

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緩和型医療保険ってなに? 各社比較してみました

緩和型医療保険とは、私のように、大病(くも膜下出血など)をしてしまったので医療保険に入れなくなった人を救済するための医療保険と考えて頂いて良いです。

 

さらに、言うならば、たとえ大病をしていなくても、高血圧でも、普通の医療保険には入れないのです。

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この写真⇑チョーリアル!(経験者(私)談)

 

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実は、医務査定が一番厳しいのが、医療保険

あまり知られていませんが、事実上、医務査定が一番厳しいのが医療保険なのです。

 

例えば、保険は、大きくなればなるほど、心電図を提出しなくてはいけなくなる等の厳しい審査があります。

でも、それは、被保険者の生死しか気にしていません。

それに対して医療保険の医務査定は被保険者の「入院の可能性」について検討しているのです。

風邪で通院していたら、肺炎で入院するのではないか?

って具合に、いらない部分に気を回してくれるのです。

これが一番厳しい理由です。

 

昔、アリコという保険会社に「弱体者終身保険」という保険がありました

まぁ、言うなれば現在の「緩和型医療保険」の原型です。

加入してから、3年間は死亡保険金が保険料支払額に抑えられていますが、4年目以降は保険金を満額受け取ることができます。

保険料は普通の終身保険より高いです。

 

普通に考えれば、終身保険としては不利なのですが、税制などの問題もあり、目立たないながらも売れていました。

 

それが、「緩和型医療保険」の原型です。

 

前置きはこのくらいにして

「緩和型医療保険」とは、何らかの持病を持っている人のために「告知の質問」を緩くして、加入のハードルを下げたものです。

例えば、メットライフのものだと、

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ゆるゆるですよね。

当然、そのぶん、保険料も高いですし、制限もあります。

告知項目に関しては、各々のページを見ていただかなくてはなりませんが、告知項目に関してあまり差はありません。

 

何が制限?

保険料

間違いなく普通の医療保険より高いです。

ただ、ネオファースト生命のように加入後5年間で入院給付金の請求の合計日数が5日未満ならば以降の保険料が安くなるところがあります。

(でも正規の医療保険よりも高いですよ!)

 

給付金の支払額の制限

加入後1年間は契約の額の

半額しか入院給付金などを払わないよ

ってのが大半です。

 

しかし、私の調べた範囲では、

ネオファースト生命

MetLife

の緩和型医療保険にはそのような制限はありませんでした。

MetLifeは意外でした。

MetLifeの前身であるアリコはそんなリスクを取る保険会社ではなかったからです。

 

前置きが長くて申し訳ありません

どうしても、この前提条件を知って欲しくて・・・。

 

具体的に比べます

まず概要の表を!

調べたのは以下の5社です。

バックリと比較したのが次の表です。

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 もし、会社の選択に偏りがあるとのことならば、私が悪いです。

追加してほしい保険会社がありましたらいつでも追加します。

(パンフが入手できる範囲で・・・)

 

青で塗ったのは「支払い削減期間」ががない商品です。

これは意外に画期的です。

 

聞き慣れないネオファースト生命は第一生命グループの会社だとのことです。

たぶん、本体(第一生命)に傷をつけずに、保険商品で実験的なことがしたいのでしょう。

 

では月払い保険料の比較を

条件を揃えるために、

入院給付金日額一万円

1入院に付き上限60日(合計は各社千日前後)

保険期間/支払い方法:終身/全期払い(終身払い)

先進医療の支払い付き

という条件に揃えてあります。

 

揃えきれなかったものは表に記入してあります。

保険を細かく理解している人が見ればわかるのですが、これは結構厳密な比較です。

また、サンプルの年齢は、病気をやっちゃった!ってことの発生しそうな年齢である、40歳以降で、経済的な責任がありそうな65歳までを挙げてあります。

 

ネオファースト生命

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この会社だけ条件が揃えられませんでした。でも、この差が保険料に与える影響は数百円ですのでそれを差し引いてもらえばよいです。

加入5年後時点で入院給付金の請求が5日未満の場合は、以降の月払い保険料は上の図のように四千円ほど安くなります。

大病をしたものの健康には自信があるのならば選択肢に加えても良さそうです。

FWD富士生命

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これと言った特徴はありませんが、初期の保険料はネオファースト生命よりは安いです。

オリックス生命

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アラっ安いんでは?

高い保険料に見慣れた目には安く見えてしまいます。

 

MetLife

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さらに安い!

特筆すべきは、この保険は加入後1年の「支払い削減期間」が無いってことです。

 

SOMPOホールディングス

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年齢にもよりますが、たぶん最安値かな?

 

ちゃんと比較してくださいね。

本来は各社の営業と会話をして決めていただくのが良いのですが、下のところに申し込んでいただくのもありです。 

 

まとめ

実は、自分はアリコの医療保険に入っていたのですが、あとで考えればいいやっていう安易な考えで直近の保険料の安い10年更新型に入っていたのです。

いま思えば、絶対やってはいけないパターンです。

自分がお客さんに医療保険をお売りするときも、絶対勧めないパターンでした。 

再考する前に、病気になっちゃって医療保険を乗り換えることができなくなったのでした。あうあう。

 

2回の更新を経験して、もう、次の更新は耐えきれないと思って検討するために作ったのがこの資料です。

だから、この資料は皆さんに参考にしてもらうために作ったのですが、自分のためでもあります。

表中の55歳男性の保険料の欄だけ赤字になっているのはそういうことです。

 

単純に「55歳男性」という比較をするとメットライフに軍配が上がりそうです。

保険料は2番手ですが、「支払い削減期間」ががない点で、1番に浮上します。

 

更に知ってほしいこと(医療保険と付き合うために)

ぶっちゃけると、医療保険って商品は、被保険者に充分な金銭的な備蓄があれば、必要ないです。

例えば、現金200万円があれば、入院したときの医療費をまかなえますよね?

月払いで1万円支払うならば、10年での支払総額は120万円です。

その辺りを勘案して加入する必要があります。

だから、「一般的に」とか、「統計では」なんてタワゴトを営業が言ったとしても聞き流して、自分に当てはめて思考することをオススメします。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。<(_ _)>

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