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スワイショウってご存知ですか?八段錦の準備運動だったり、太極拳の鍛錬法だったりします。
今回は、このスワイショウが、最高の瞑想法だったり、逆突き(ストレート)の鍛錬法だったりと言うことをお伝えしたいと思います。
まず、スワイショウって?
スワイショウは最初に書いたように八段錦の準備運動だったり、太極拳の鍛錬法だったりします。
でも、一番分かりやすいのは動画!
この動画のように、単にぶらぶら両腕を左右に振るだけです。
そのほかに両手を前後にぶらぶらさせるものもありますが、こちらはまだ研究途上なので割愛します。
私の経験では、この動作を1日10分も行えば充分です。
検索すれば40分やったほうが良いという話もありますが、瞑想的効果や鍛錬の効果を得るには1日10分も行えば充分と考えます。
細かいやり方など・・・
慣れないうちは、
足を肩幅に開き、慣れないうちは、手が先導するように左右に振ります。手が胴に当たって「ペタン、ペタン」と音がします。それでOK。
このとき、視線は正面の一点を見ていてください。なので、胴体は左右に揺れても視線は動かさない感じです。
寝違いとか、首の可動範囲の問題で苦しいなら、頭は動いてもかまいません。出来るだけ視点を一点に向けてください。これは車酔い状態の防止のためです。(6/15加筆)
慣れてきたら、
手が先導するという感覚から、体が手を振り回している感覚に移行します。
上の動画を見ると分かるのですが、動作の起こりはひざです。
ひざの動作が腰に伝播して、肩の揺れにつながります。
腕は肩に従って引っ張られる感じです。
体軸はブレさせずに常に体軸は鉛直状態を保つことを意識してください。
動作の起こりがひざと言うのが分かりにくければ、
左に手を送るときは右のかかとを持ち上げて重心を左に移動させる。
右に手を送るときは左のかかとを持ち上げて重心を右に移動させる。
ということを意識してください。
体軸はあくまでも天地を貫く線と平行であり、その体軸が左右にゆらゆら移動する感覚です。 (6/15加筆)
武道的には、
少林寺拳法をやったことのある方ならわかるのですが、ここまでの動きは少林寺拳法の基本動作である「振り子突き」の動作に酷似しています。
簡単に言うと、「ひざ→腰→肩」までの動きは「振り子突き」と同じです。
私の場合、2級のころ、スワイショウを覚えて3日後くらいに、腰にベアリングが入っているようにぐるんぐるん回る自覚が出来ました。
そうすると少林寺拳法の練習で練習の相棒に中段逆突きが入るたびに効いていることに気がつきました(もちろんナマじゃなくて軟質の胴のプロテクター越しですよ)。
相棒に理由を教えると、次の練習の時にはいいパンチをもらうようになりました。
これは逆突き(ストレート)の強化法としては非常に良いです。
(ちょっと解釈は間違っていますけどねw)
瞑想的には、
瞑想は座ってやるだけとと言うのは大間違いです。日常の動作の中で瞑想につながるものは多数あります。
歩くこと、走ること・・・などなどです。
複雑な動きでも瞑想的になれるとは思いますが、まず取っ掛かりのいいのは単純動作の繰り返し状態です。
その中で特に良いのがスワイショウです。
スワイショウをやるにあたって
・体を左右にひねる動作で、どうしても呼吸の「吐く」、「吸う」が規定される。
・体の内側に意識を向ける。
と言うことが非常に瞑想状態に入るのにいいのです。
呼吸は当然ですよね。
スワイショウでは、呼吸がいやでも規則正しくなるのが良いのです。
その上、慣れないうちは膝→腰→肩、膝→腰→肩、膝→腰→肩、膝→腰→肩、と意識すると思います。これの思考の負荷が、雑念を追い払うのにちょうど良い負荷なのです。
やることは、10分間、一心不乱にスワイショウを行うだけ!
これは立派な瞑想です。
やっちゃいけないこと
テレビを見ながらやるのは絶対ダメ!
せっかく体が瞑想的になる準備をしているのに、黒い偏向した情報(テレビ)を受け取るのは絶対に避けて下さい。
おまけ(減量に!)
たまたまスワイショウの話を同僚にしていたら、同僚の体重130KgのK君が、エラく気に入ったようでした。
彼によると体重130Kgにもなると、ジョギングしようにも膝を痛めるとのことです。
それに対してスワイショウは膝に対する負担が少ないとのことで非常に気にいったようでした。
そこから、彼の1日2時間のスワイショウ修行が始まりました。
「2時間だと飽きるだろう」と聞くと、
「だから、体軸を傾けたり※1、片足でやった※2りした」
とのことです。
色々工夫していたようです。
当然、減食も並行して行っていたと思いますが、なんと、半年で体重が90Kgを切るまでになりました。凄い!
※1 体軸を傾けるのは武道的な見地からはお勧めしません。一番分かりやすい例は合気道の動画です。単純に体軸を傾けたほうが投げられたり翻弄されています。
私自身は、体軸が傾くのは極力避けています。
※2 スワイショウを行ううえで、当然左右に重心は移動します。興が乗って、交互に片足に体重が乗り切って、反対の足が浮くのは問題ありません。
まとめ
こんな単純な動きが、色々な恩恵をもたらしてくれます。
私の経験から語れるのはこの程度です。
ネットを漁れば山ほどスワイショウの効果を集めることが出来ます。
続編書きました
客観的な効果について記録に残っていました。
スワイショウの客観的な効果(活動量計の記録から) - トクする!栄太郎のブログ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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