以前に、私の知っている瞑想法について紹介しました。
ぶっちゃけたら瞑想ってなによ?と質問が来そうです。
私が体得した範囲で言うと、「考えるのをやめて感じることに専念する」っていうことに尽きます。これを自信をもって言うまでに8年以上かかっています。
でも、ほかに良い表現があるよってアドバイスをもらえるなら、さらにそのアドバイスに納得できたなら、一瞬で宗旨替えをします。これが、瞑想の威力かな。
意味、分かります?
確かにTMが説くように、瞑想には姿勢は関係ないかもしれません。
でも私の考える瞑想では姿勢は非常に大事です。
しかし、結跏趺坐も半跏趺坐 もできる必要はありません。(知らない言葉はググって下さい)
厚手の座布団を二つ折りにして腰骨の下に敷き、アグラをかいてください。大腿骨のよりも腰骨の位置を上にします。つまり大腿骨の位置を相対的下げることによって腰骨(正しくは仙骨)を立てるのです。
これが重要。決してパンダが壁にもたれているような仙骨が後傾した姿勢ではいけません。足は両方のかかとが出来るだけ会陰部に近づくように引きます(これは無理する必要はありません)。
大事なのは仙骨を立てること。仙骨を立てることさえ出来れば、背骨は自然についてきます。
手は自由。影絵の「キツネ」でも「お金」のハンドサインでも何でも良いですので両方の太腿の上においてください。
なんなら、レインボーマンの「ヨガの眠り」のポーズでも良いです(古い!)。
シェイクは出来ればやったほうが良いです。(開始時と終了時に良い区切りになります)
シェイクとは、息を吐きながら背骨を中心にして体幹を左右にひねるのです。体を濡らした犬が体をブルブル震わせるようなイメージです。でも、犬のブルブルよりも5倍遅くするイメージです。ユーチューブには適当な動画はあがっていなかったです。
目は瞑って下さい。半眼にしていても何のメリットもないと思います。まっ、半眼ってちょっとかっこいいですが。
私の習ったCAMBでは音楽を聴きますがなくてもOKです。慣れなければユーチューブで「宮下富実夫」で検索して気にいった瞑想音楽でも流して聞けば良いです。瞑想音楽はタイマーの役目をします。
はじめは5分もやればよいでしょう。
えっ?それだけ?っていうあなたには課題を差し上げましょう。
「鼻でゆっくりと息を吸って、吐いて、腹式呼吸で。そして吸う時間の3倍くらい時間をかけて息を吐いてください」
これだけです。
呼吸に着目するのには意味があります。呼吸だけが唯一、無意識に行われていることで、かつ意識してコントロールできることだからです。胃腸の動きに意識は介入できませんよね。
そう、呼吸に意識を向けると、「呼吸をしている自分を感じること」に夢中になって、考えることが出来なくなりますよね。これが「考えるのをやめて感じることに専念する」に通じるのです。
もし、何かに考えていることに気がついたら、自分の頭の上にもう一人の自分を思い浮かべて下さい。そのもう一人の自分が、「あっ、考えている」って気がついたら、自分を罰するでもなく、「そうそう、呼吸、呼吸」と思い出させる役割を担っていることを想像すれば良いです。
そういう意味では自律訓練法と呼ばれる方法の方がTMよりも私の思う瞑想に近いように思います。
なお、自律訓練法が私の瞑想体験の入り口でした。これもオススメです。何故かって?
それは、ネットにたくさん資料が挙がっているので敷居が低いからです。
続編作成しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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