3月末までに、新年度の新入社員のために保険の基礎知識を伝授したい栄太郎です。
ここでは、生命保健の種類の基礎と貯金の比較を説明します。
生命保険には
定期保険(俗にカケステの保険と呼ばれるもの)
養老保険(貯金と同じじゃんと揶揄されることのある保険)
終身保険(終身ってどう言う意味?っていまさら訊けない保険)
があります。それ以外に「生存保険」というびっくりロジックの保険があるのですが、これは余談のときにでもお話します。
定期保険はカケステと言われるだけあって安いです。30歳男性が60歳まで30年間保障を得ようとすると、保険料は4,200円です。(この保険料は予定利率が今よりもっと良いときの保険料ですので今はもう少し高いと思います)
払込が終了すると同時に保障もなくなります。払い込んだ約151万円は戻りません。
まさに掛け捨てです。
それじゃもったいないという事で養老保険に加入すると、保険料は23,800円です。(この保険料は予定利率が今よりもっと良いときの保険料ですので今はもっと高いと思います)
支払い総額は約857万円ですが、満期(60歳)になると満期金が1000万円出ます。
じゃ、終身保険って何よ?と思いますよね。終身保険というのは払込が終了しても保障がずっと続く保険です。100歳でも亡くなったときに保険金が出ます。
30歳男性が60歳まで30年間保険料を支払い、以降保険料を払わないとすると、保険料は16,700円です。支払い総額は約601万円です。
人生の終わりに必ず保険金が出ますので、相続対策に使われることが多いです。
貯金はコツコツと、銀行や、タンスにお金をためることです。いまどき金利はほとんど期待できないので、上記のような図にしました。貯金には生命保険の機能はありませんので、単にためるだけです。
これも併せて読んでください。
どれが良くてどれが良くないかはありません。目的に合致していれば良い保険ですし、そうでなければ悪い保険です。
次回は、各々の用途などについてお話します。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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