トクする!栄太郎のブログ

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「日本語の作文技術」のススメ

ブログを書くなど、文章を書くときに役に立つ本、

「日本語の作文技術」

という本をおすすめします。

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著者の紹介

著者は本多勝一さんという、元朝日新聞の記者です。

多くの本を出版されています。

本多勝一 - Wikipedia

私が読んだ本では、「NHK受信料拒否の論理」が面白かったかな。1973年の本でした。

    

ちなみに上記の3冊全部を買いました。

最初に文庫本、そして子供用に「中学生からの作文技術」を買って、最近、持ち歩くためにKindle版を買いました。

これで、スマホに常時入っているのですぐに参照できます。

 

「日本語の作文技術」をざっくり紹介

当然、本の内容をそのまま紹介するわけにはいきませんので、目次を引用します。

●第一章 なぜ作文の「技術」か
●第二章 修飾する側とされる側
●第三章 修飾の順序
●第四章 句読点のうちかた
1.マル(句点)そのほかの記号
2.テン(読点)の統辞論
3.「テンの二大原則」を検証する
●第五章 漢字とカナの心理
●第六章 助詞の使い方
1.象は鼻が長い――題目を表す係助詞「ハ」
2.蛙は腹にはヘソがない――対照(限定)の係助詞「ハ」
3.来週までに掃除せよ――マデとマデニ
4.少し脱線するが…。――接続助詞の「ガ」
5.サルとイヌとネコとがけんかした――並列の助詞
●第七章 段落
●第八章 無神経な文章
1.紋切型
2.繰り返し
3.自分が笑ってはいけない
4.体言止めの下品さ
5.ルポルタージュの過去形
6.サボリ敬語
●第九章 リズムと文体
1.文章のリズム
2.文豪たちの場合

この中で、例えば「第四章 句読点のうちかた」を読むだけで、点(、)をつけるべきか悩むことから開放されます。

 

 また、修飾語が複数ある場合、「第二章 修飾する側とされる側」を読めば、

「私は小林が中村が鈴木が死んだ現場にいたと証言したのかと思った」

という自分しかわからない文章を書かなくなります。

例えば正解は、

「鈴木が死んだ現場に中村がいたと小林が証言したのかと私は思った」

 です。

 

また、同様に「第三章 修飾の順序」を読めば、どういう順序に修飾語を並べれば、誤解されないかという法則を明文化して教えてくれます

例えば、

  白い紙
  横線の引かれた紙
  厚手の紙

をどう並べるか?

NG例:白い横線の引かれた厚手の紙

OK例:横線の引かれた白い厚手の紙(もしくは、横線の引かれた厚手の白い紙)

 

つまり、この本の良いところは、

文章を書く際に

なんとなく意識している法則を

言語化して明示してくれる

ことにあります。

なので、迷わなくなります。

とはいいながら、私も昔読んだ内容を思い出せなかったので、Kindle版を買ったのです。

 

どれがおすすめ?

子供にも読ませたいと思われるのなら、

「中学生からの作文技術」です。

中学生にもわかるように書かれていますが、内容的に大人が読んでも何の不足もないです。

 

自宅でも、職場でも参照したいのなら

Kindle版をスマホにダウンロードすることをおすすめします。 

 

さて、私も読み返して、よりわかり易い文章を目指します。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。<(_ _)>

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