2104年から4年間使っていた防犯具(防犯具:ドアの番人)がアルカリ電池の液漏れで動作しなくなりました。
特に、アルカリ電池の液漏れって被害が大きいですよね。
周りを腐食させるし、汚れるし・・・。
以下にはアルカリ電池前提でお話をします。
マンガン電池(赤いのとか黒いの)は、そもそも液漏れしにくいですし、漏出した液の性質が異なります。
マンガン電池⇨弱酸性
アルカリ電池⇨強アルカリ性
なのです。
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今回のサンプル
今回の例は液漏れして電池を押さえるバネ兼端子が少し腐食している状態です。
冒頭の写真の状態です。
次の写真は新品との比較です。左が新品。
修理に際して注意すること
液漏れした液、液が固まった粉などは強アルカリ性です。
絶対に目に入らないようご注意ください(メガネのご使用をオススメします)。
また、粉などが直接肌に触れることも避けてください。
電池ホルダーの修理の実際
上のサンプル程度ならば、漏れた液や粉を除去すれば良いと思います。
ウェットティッシュで拭く
粉が周りに飛び散らないようご注意ください。
酢で中和する
酢は少量で良いのでペットボトルのキャップに入れてきました。
下の写真のように金具にテッシュを絡めてから、綿棒でちょんちょんと酢をつけます。
何分か放置しなくちゃいけないかと思いましたが、見る間にキレイになりますので、ゆっくり作業すれば充分なようです。
これなら、ティッシュなしで綿棒で拭くだけでも良さそうです。
隅っこはちょっとだけ酢を垂らしてやります。
でも一番右の穴に酢が落ちてしまうと電子部品に酢が付きますのでそちらに行かないよう注意をはらいます。
⇧中和されて、泡が出ているがわかりますか?
あとは、酢を拭き取ります。
酢を放置してはいけません
これはこれで、結構な酸性の液ですから・・・。
それに、放置すると臭ったり、ネチャネチャしそうです。
水道水で洗い流せれば良いのですが、それでは電子部品が濡れます。
私は、ここで、アルコールを使います。
500ccで300円もしません。
わざわざアマゾンに注文しなくても近所の薬局のカウンターで「燃料用アルコールちょうだい」って言えばすぐに出してくれます。
買うのにハンコも不要です。
いろいろ万能に使えるので私は常時、霧吹きに入れて手元においてあります。
これからの季節、自動車の窓の凍結を溶かすのにも使えます。
話が逸れました。
電池ホルダーに燃料用アルコールを多めに吹きかけてティッシュで拭き取る作業を何回か行えばOKです。
当然火気厳禁ですよ。
アルコールはすぐに揮発しますので電子部品にも安心です。
これで、修理は完了
おかげで、「ドアの番人」が復活して2つになりました。
新品は玄関に設置して、修理品は勝手口の側に取り付けることとします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。<(_ _)>
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