先月、下のリンクで、
トイレのポタポタ水漏れを修理したつもりでした。
でも、これで終わりではなかったのです。
ポタポタ音の頻度は下がりましたが、どうやら、着脱作業で水滴の経路が変わって、音だけが沈静化したようです。
トラブルシューティング
原因を探る必要があります。
残った原因は、下の写真のドレインか、ゴム玉しかありません。
でも念のために確認します。
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確認方法
なんのことはありません。水の供給をカットするだけです。
タンク横の水栓を閉めます。
閉めた後、半日くらい経過してタンクを見るとほとんど水がなくなっていました。
アウト!
つまり、上の二つのどちらか、もしくは両方に原因があるということです。
この際だから両方修理します。
INAXは前科者
ドレインについては、私の自宅のトイレでは 1階2階の両方で根本に亀裂が入り、修理済です。
ネットで調べてみてもINAXの水洗トイレのドレインについては不具合だと指摘している人が多いです。
私も、そう思います。
なぜかというと、
- ゴム玉のチェーンが引っ張られるとドレインに負荷がかかる。
- フロート(水を止めるための浮き)がドレインと接近していて、場合によってはフロートがドレインを叩く。
だからです。これは設計が悪い。
さらに、ドレインのパイプの肉厚が致命的に薄く、かつ材質が硬く粘りがありません。
修理したとは言え、ボールタップの着脱でまた外れた可能性がありますので、修理することとします。
ドレインの修理
すでに、修理済みですが、引っこ抜きます。
ドレインを引っこ抜いて、ゴム玉を除けばタンクの底は下の写真のようになっています。
前回挿入したもの(細い金属パイプにブチルゴムを巻いたもの:赤矢印)は健在だったので、もう一度使えそうです。
接着剤は耐水性があって、なおかつ水中でも固まるものがおすすめです。
⇐私はこれを使いました。弾力性も申し分ないです。
た~っぷりと接着剤を塗って、元の位置へ・・・。
ゴム球の交換
INAXの場合は、ゴム玉は65mmと55mmの2種類があります。
例によって外したゴム玉を持ってホームセンターへ。
あっ!古いゴム玉は触ると手が黒くなります。
これは覚悟を決めるしかありません。
新旧ゴム玉の比較
ツヤツヤピカピカな新品(上)と艶のない24才のゴム玉(下)。
交換は簡単、チェーンの長さを元のゴム玉と同じにするだけです。
ただ、実際に取り付けてみてチェーンがピンと張るのは良くありません。
わずかにたるむように微調整しましょう。
ピンと張っている=ゴム玉が多少なりとも浮いている
という可能性があるからです。
接着剤が固まる必要もありますし、水を入れて試したいのを我慢して一晩放置しました。
テスト
水を入れて見たら、ポタポタ音もなくなりました。
また、一応、水の供給をカットして一晩置きましたが、水位は3mm程度しか下がっていませんでした。
合格です。
まとめ
通常の水洗トイレのタンクは、パッキンとゴム玉の交換だけで良いのですがINAXのはもうひと手間必要です。
INAXユーザーの皆さんはご注意を!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。<(_ _)>
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