むか~し、むかし、私の家は空き巣に入られたことがあります。
5月の連休に大阪方面の私の実家に家族で帰ったときの話です。
あとで、妻が思い出した話ですが、車で出発するときに私たちを伺っている人を見たそうです。今思えば目を付けられていたのでしょうね。
朝、実家でくつろいでいると
警察からの連絡で、空き巣被害を知らされました。すぐに自宅に帰りました。
盗まれたものは、
・車検に備えて引き出してあった現金12万円
・買ったばかりのノートパソコン
・ビデオカメラ
が主なもので、それ以外に玄関ドアのガラスが破られていました。
あっ、それ以外に家の中を土足で踏み荒らされたという被害もあります。
捜査に来た警官に一通りのことを話しました。
不幸なことに、ノートパソコンもビデオカメラも別途保管してあった段ボール箱と一緒に盗まれました。保証書も段ボール箱の中だったので、転売するのに最適だったでしょう。
物を大事にする性格がアダになった!!!!
なんとか警察に提供する情報量を増やそうと思いましたが、シリアル番号は段ボール箱と保証書を盗まれているのでわかりません。後の祭りです。
ユーザー登録から
でも、ふと、私は、ビデオカメラのユーザー登録をソニーに対して行っていたことを思い出しました。
その際、シリアル番号を登録しています。ソニーからのユーザー登録が済みましたという旨の葉書にはユーザー登録番号が書かれていました。
そこで、私はソニーに電話をかけてユーザー登録番号からシリアル番号を聞き出すことに成功しました。ついでに、そのシリアル番号は「盗難」されているものとして登録してもらいました。
派出所に行ったものの
そのシリアル番号を持って自宅を管轄する派出所に行き、警官にそのシリアル番号を伝えました。
しかし、「何かオカシイ」どうやらその警官は面倒なので私の申し出を握りつぶそうとしているようです。そう直感しました。「この公務員に任せたらダメダ」
その足で、市の警察署に行き、空き巣の担当部署を見つけて直接取り調べの調書に追記してもらうことに成功しました。やはり、直接行ったのは正解でした。正式に被害者の証言として追記してもらえましたから。
忘れた頃に
それから1ヶ月あまり経過し、忘れた頃に、別の市の警察署から連絡がありました。
「あなたのビデオカメラを質屋で見つけました」と。
どうやら近隣の警察署の横のつながりで、盗難情報は共有しているようです。
刑事さんはわざわざ、私の職場までビデオカメラを持参してくださり、物の確認が出来ました。返却はまだまだ先です。
その上で、
現時点では犯人の目星はついているが泳がせていること、
ノートパソコンは質入れされていないこと、
を知らされました。
犯人逮捕!
さらにそこから待つこと数ヶ月、犯人を逮捕しましたと連絡がありました。
なんと犯人は同じ町内で自宅から100mも離れていないアパートに住んでいました。
これで、やっとビデオカメラとノートパソコンは返却です。
ビデオカメラは入っていたビデオテープは捨てられていました。子供の成長記録がパァです。
また、ノートパソコンは安っぽいエロゲーがインストールされていました。どうやら犯人が使っていたようです。
結局、現金12万円は泣き寝入りです。訴訟を起こして取り立てると言う方法もありますが、めんどくさいよというアドバイスで断念しました。
新聞報道(今回の証拠)
そのときの新聞記事をつけます。新聞記事では現金8万円とありますが、これは犯人の供述です。
私は車検に備えていたと言う明確な目的意識をもってお金を下ろしていたので12万円という金額は間違えようがありません。
まっ、余罪も数十件あるそうですから、私のやったことは少しは近隣の役に立ったかと思います。
まとめ(空き巣を捕まえるために)
今回、犯人が捕まったのは、「運が良かった」と言う一面もありますが、
「絶対に犯人を捕まえてやる!」
と怒りに燃えて、「少しでも警察に渡す情報を増やしたから捕まった」と言う部分は否定出来ないと思います。
執念と言ってもいいと思います。
その執念を目的(つまり犯人逮捕)に向けて正しく使うことが大事かと思います。
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