私は、自分がパラグライダーで飛ぶ⇩のも大好きですが、
ラジコングライダーを飛ばしたり、紙飛行機を飛ばしたりするのが大好きです。
要するに無動力で滑空するものが大好きなのです。
中学生以降、紙飛行機といえば、二宮康明さんの本のお世話になっていました。
とか、 などです。
本を直接切り抜きます。ガチでよく飛びますよ!
でも、これらの本は絶版になったので中古でしか手に入りません。
それも、そもそも売られていた価格よりも高いのです。
8,000円の値段がついているものもあります。
私の手元には上のVol.5が数機残っています。
絶版になっていたものもありますが、逆に新しいのも出ています。
残念ながら1冊あたり、10機しか入っていないのが残念です(絶版になった旧版では20機程度入っています)。
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アマゾンで漁っていると、
次のものが目に付きました。
「旋回用機」だそうです。どこが違うのだろう?
興味を惹かれたのでポチっとな。
本が届いたら最初にやること
この手の切り抜く本が届いたら、最初にやるべきことは、切り抜くページを切り離すことです。
このようにする理由は切り抜きにいらぬ神経を使いたくないからです。
とりあえず1機選びました
これを更にパーツごとにぶった切ります
こうする理由は、切り抜く過程で他のパーツに影響を与えないためです。
1枚の紙から、個々のパーツを切り抜く際に、他のパーツを曲げたりねじったりすることを極力排除します。
やっと切り抜き本番です
まず、最初に本をバラすことと、パーツごとに最初に分けてしまうのもコツですが、以下にさらにコツをお伝えします。
①よく切れるハサミを使う。カッターナイフはNG!
カッターナイフで切ると切断面にバリが出ます。これが性能に悪影響を与えます。
②切るのは輪郭線の真ん中を狙う
特に多数枚の部品を張り合わせる胴体部分で、見栄えが変わってきます。
10代の頃はズバッと切れていたんですが、56歳にもなるとうまく切れない!
アウアウ~!
③そのためにはパーツを左側、捨てる部材を右側に見ながら切るように極力心がけます
これは右利きの場合で、 左利きの場合は逆です。
ちょうど切断している部分を睨みながら切ることになります。
一応、気を遣いながら切っていますので、ハサミの進み具合は秒速5mm程度です。
で、切り抜いた各パーツは、
輪郭線の真ん中を切る!ってアドバイスしておいてできていません。
年齢に免じて許してください。
接着
接着剤はこれ一択です。二宮康明さんも推奨されています。
大きいのは買う必要はありません、20ml入で充分です。
この接着剤の良いところは、
- 固まり始めまでに、程よいタイムラグが有る
- 固まるとガチガチに固い
- 重さがちょうどよい
という点です。
接着剤の塗り方のコツ
普通は塗り拡げるのですが、あえて、少し、盛るように接着剤を塗って、張り合わせる際に圧力をかけて、盛った接着剤を潰して広げるようにするのがコツです。
これは、最初に塗り拡げると溶剤がどんどん蒸発して接着が間に合わなくなるためです。
なので、乾燥しにくいように盛って、貼り合わせ時に潰れて広げるという方法をとります。
各パーツ完成
主翼、水平尾翼を散りつけるノリシロは、接着しないように予め曲げておくことをおすすめします。
主翼は、補強材と張り合わせたらすぐに、中心線に定規を当てて上の写真のように上反角をつけて、更に翼型を弱かまぼこ型に手で、加工します(これをキャンバーといいます)。
接着剤が固まる前に、形を整えておいたほうが、後々変形が少ないです。
上記の状態で、2時間ほど乾かしたら、主翼、水平尾翼を取り付けます。
機体についているクリップは、主翼、水平尾翼が床面について変形することを防ぐための脚です。
無造作に機体を置くと翼が歪みますよ。
あとは、一晩程度置きましょう。
作っていて気がついた「旋回用機」の違い
他のシリーズは滑空時間を長くすることに重きをおいた設計なっており、主翼のアスペクト比がそこそこ大きくなっています。
でも、「旋回用機」はあえて胴体の部品を増やして重く作っています。
また、翼面積を抑えています。
これは、翼面荷重(機体重量÷主翼面積)を大きくして、飛行速度を高めていることになります。その代わり滑空時間は短くなります。
おまけに、重心位置の指定が少し他のシリーズよりも後ろ寄りです。
飛ばしてわかった「旋回用機」の違い
飛ばしてみて、予想通りでした。
飛行速度が早い。
また、他のシリーズは、右投げの場合、左旋回をするように調整しておきます。
そして、発射のときに右下がりになるように斜めに傾けて発射します(そうすると最初は右旋回します)。
これで、宙返りを防ぎます。
発射された紙飛行機は、右旋回して上昇し、左旋回して降りてくることになります。
「旋回用機」の場合はほぼ真っすぐ飛ぶように調整します。
右下がりになるように斜めに発射します(右旋回を維持します)。
つまり、高度を上げずに、ぐるっと回って周回するようにします。
なので、少し重く作って速度を維持しやすくしているのです。
疑問が解けた!
まとめ
上記のような特性から、狭い場所(テニスコート2面分程度)しか確保できない場合は、「旋回用機」を選びます。
広い場所が確保できるのなら、他のシリーズを選べばよいです。
単純に滑空時間を伸ばしたいなら他のシリーズです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。<(_ _)>
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