私の自宅は築24年で、あちこちと老朽化が進んでいます。
ついに、トイレからポタポタという水音が止まらなくなりました。
というわけで、重い腰を上げて修理に取り掛かりました。
できれば、1回で完了したいので慎重です。
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まず情報収集
わかりやすいのは「カクダイ」さんのページ。
株式会社カクダイ/Let's Try/トイレ/ロータンクの修理
ここを見れば、水洗トイレの構造がわかります。
私は、ホームセンター「コーナン」に行って資料をもらってきました。⇓
これもわかりやすい。
原因の特定
タンクの蓋を開けたところです。
カビがあるのはご容赦ください(24年の年輪です)。
赤矢印の部分からポタポタ水が垂れています。
この位置だと、バルブの近辺ですので、パッキンのようです。
これで、原因が特定できた!
どんなパッキンを入手する?
コレばかりは中を開けないとわかりません。
ボールタップごと外す決心がつきました。
トイレに至る水道を遮断しないといけません。
上の写真の赤矢印の部分のネジをマイナスドライバー(大きいもの)かコインのようなもので締め込みます。
ポタポタ音が止まりました。
これで安心して作業に掛かれます。
水道用のプライヤー⇓は必須です。
このプライヤーで、
赤矢印の部分を緩めます。
このとき、少なからず水が漏れますので、床面は雑巾などを敷いておくと良いでしょう。
どんどん緩めると⇓
はずれます。
この写真は、次に緩めるべきネジ(赤矢印)も緩んでいます。
このネジが取れれば、ボールタップは外れます。
ボールタップの観察
水位が上がると白いウキが上がって水を止めます。
バルブ(赤矢印)がどんな形式か見たいので、分解しようと思いピン(青矢印)を抜こうとしましたが抜けません。
困ってしまいましたが、全体をバラせば良いと思い、黒矢印のネジ合計3本を外すことにしました。(すでに1本外しています)
外すと、パッキンは黒い板状のゴムのようです。
バルブが、このゴムを押すことで水が止まるようです。
ゴムパッキンを外すと、もっと構造がよくわかります。
真ん中の穴が、水道水が来る穴です。
その水道水がその右の四角い穴から出てゆきます。
ゴムパッキンは山形に変形し、真ん中の部分がすり減っています。
24年間お勤めご苦労さまです。
新旧比較(左が新品)。
ありゃ、一つ上の写真のほうが古いほうが見やすいですね。
新品はまっ平らです。
パッキンの形式を確認したら、もう一度ホームセンターへ
ありゃ、ないぞ!
と思ったら別の段にありました。
良かった~!
もしなかったらボールタップを総とっかえになります。
そうすると部品代で4000円コースです。
あとは組み立て!
新品のパッキンを組み込んで、ネジを締めればバルブの部分は修理完了。
ボールタップを元の位置に戻して、逆の順序でネジ締め。
タンクの蓋を戻す前に、水道を復旧させてみます。
ポタポタ水が垂れていましたが、パッキンが馴染めば止まるでしょう。
実際に1時間後には止まっていました。
最後にタンクの蓋をもとに戻せば完了です。
作業を始める前は億劫だったんですが、やり始めると意外と早く終わりました。
結局パッキン代450円で修理完了です。
プロを呼ぶとエライことになっていましたね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。<(_ _)>
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下は、併せて読んでいただきたい水道トラブル集です。
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