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健康診断に行ってきました。
今年からは、胃の検査は、バリウムを飲まずに胃カメラを飲んできました。
バリウムと胃カメラの比較
バリウム検査は
硫酸バリウムと発泡剤を飲み込んで、コレが胃や食道の壁面に付着した状態をX線で透視する検査です。
受けた人は知っていると思いますが、バリウムはずっしりと重いです。
また、バリウムは消化管に留まっていると固くなってしまうので、下剤などで急いで排出する必要があります。
胃カメラと比較してのメリットは、
バリウムを飲むだけですから胃カメラのような嘔吐反射に悩まなくて済む
という点にあります。
でも、発泡剤と一緒にバリウムを飲まされるのはキツイ!
その上、ゲップを我慢しなくてはなりません。
ゲップしちゃうと発泡剤を追加されます(T_T)。
それから、胃の動きを抑える薬を事前に注射しなくてはなりませんが、コレが地味に痛いです。
胃カメラは
口や鼻から胃カメラを挿入し、直接胃の中を観察します。
胃カメラが喉を通る際に嘔吐反射に悩まされることが多いです。
確かに10年以上前に口から入れた胃カメラは苦しかったぁ。
私が受診していて感じたメリットは、
検査をしている医師が近くにいるので、リアルタイムに状況を聴くことができる。
食道までしっかり観察できる。
⇒特に食道に関してはバリウム検査では苦手な部分です。
胃カメラをオススメする理由
検査という観点から
食道の観察が、バリウムよりもきめ細かい。
ポリープなど、異常があれば、直接組織を採取して検査できます。
どうやら、医師は、胃や、食道の色味からも情報を得ているようです。
⇒それなら、胃カメラ一発で終わらせましょう。
以上の理由で胃カメラをお勧めします。
胃カメラの進歩
鼻から入れる細い胃カメラが普及してきました。
鼻から入れると嘔吐反射は最小限で済みます。
さらに、少し前までは、鼻から入れる胃カメラは口から入れる胃カメラに画像の点で劣るとされてきましたが、最新のものでは遜色がないようです。
胃カメラ検査の実際(今日の体験談)
鼻と喉の麻酔
金属の板を鼻の下にかざされて、「ハイ、鼻から息を吐いて下さい」と指示されます。
これは、どちらの鼻の穴のほうが通っているかの検査です。(私は右)
次に鼻の通りを更に良くする薬を鼻に噴射されます。(両方)
畳み掛けるように麻酔のゼリーを右の鼻の穴に注入されます。
鼻水をすするように吸い込むことが求められます。
(喉に落ちてきます。苦い!)
最後に喉に麻酔薬を噴射!(更に苦い)
この状態で10分ほど我慢します。
胃カメラ挿入
医師が目の前で、潤滑用のゼリーを胃カメラに塗りたくります。
そして、鼻から挿入。
一瞬見えた胃カメラの先端は直径にしてナステントの2倍ほどありました。
たじろぐほど太かったですがまな板の上のコイです。
意外と簡単に鼻から入って行きました。
喉を通過する際、少し異物感がありましたが、嘔吐するほどではありません。
でも、後で気がついたのですが涙目になっています。
ずんずん入っていきます。
胃を通り越して十二指腸にツプっと入ったような感触がありましたがよくわかりません。
胃カメラからは空気を送り込んでいるらしく少し苦しい。
この辺で医師は「今、胃を見ています。あ~キレイですよ。大丈夫」と教えてくれます。
胃カメラの向きを変えるために、医師が胃カメラを回転させますが、これがなんとなく苦しかったりします。
早く終わってぇ~!と思っていると、医師は「そろそろ終わりです。次に食道を見て終わりです」と教えてくれます。
今度は引き抜きにかかります。
ちらっと見えたモニターでは、胃カメラの先端からぴゅ~ぴゅ~と水を噴射しているようです。
そして食道を観察して終わりです。
胃カメラはあっけなく抜けました。
検査が終わって
医師が教えてくれました。
胃はキレイで、病変と呼べるものはありませんでした。
食道に逆流性食道炎の痕跡が残っていますが、自覚症状がないなら治療の必要はありません。
とのことでした。
確かに半年ほど前に一時期、胸焼けに悩んだことがありましたが、キャベジンで治ったので放置していました。
ちゃんと痕跡が残っているのね。
素直にスゴイ!
まとめ
これが、今日の体験と、胃カメラのオススメです。
バリウムは苦しいだけで結果が遅いからリアリティがありませんが、胃カメラはすぐに所見が聞けて安心です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。<(_ _)>
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