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今日は、ひょんなことから子供に私の育児方針が露呈した話です。
別に、問題ないんですけどね。
私と妻の育児上の対立
思えば、私と妻は子供との接し方について常に対立していました。
私は、子供(というか人)は失敗からしか学ばないと思っていますので、なんとか子供には失敗の痛みを味わってもらいたいと考えています。
対して妻は、子供が失敗する前に前もって自分が準備して、失敗の芽を摘み取ってしまいます。
その結果が、ヘタレで内弁慶な次女を作っていました。
つい先週
次女の第一志望の大学の受験がありました。
(なお、ハナから公立は諦めています)
開始時刻が早いので東京に前日入りしなくてはなりません。
妻は、事前にホテルを予約し、ついていきました。あ~あ。
試験と面接は同日に行われます。
面接のシミュレーションをしていて妻はハタと気が付きました。
「最近、読んだ本はなんですか?」
という質問に答える準備をしていなかった!
当然、次女は本を読むなどと言う習慣は持ち合わせていません。
困った妻は、ホテルの書架に目を留めました。
そこには、アドラー心理学のマンガがありました。
「これだ!医療関係者ならアドラーを知っているはず!」
(次女は理学療法士になりたいのです)
マンガなら、すぐ読めるので即席で知識を仕入れるのに便利!
ということで、読ませたようです。
でも、幸いにも、読書に関する質問は受けませんでした。
試験&面接が終わって
帰って来たのは良いのですが、次女はアドラー心理学に興味を持ったようです。
「なんかアドラーの本はないの?」
って聞かれました。
あるよ!
絶版になっていました。
良い本ですから、中古の本でも良いですからぜひ入手をお勧めします。
この2冊は、友人に貸す度に返って来なくて何回も買っています。
これで、入試の全日程を終えた次女は2日くらいで読み終えたようです。
次女に質問しました
・お父さんは、ずいぶんお前に冷たかったように見えたと思うけど、どうしてか分かった?
・次女「分かりたくないけど、理解できた」
・お父さんと、お母さんを比べるとどっちがアドラー的だった?
・次女「お父さん」、「お母さんは、この本に出てくる悪い例の人だった」
(妻、苦笑い)
・でも、お母さんは良かれと思っているのはわかるよな。
・次女「うん」
ちなみに、妻のアドラー心理学に対する知識は私とほぼ同等なのです。
知っている/知っていない、と、出来る/出来ない、は別ということです。
この場合、出来る/出来ないを分けるのは覚悟出来るか出来ないかの違いです。
私だって、子供が失敗して痛い目を見るのはつらいです。
そこを覚悟することが必要です。
ここで
私はアドラー心理学の中身については全く触れていませんが、それは、ご自分で本をお読み下さい。
以前、ドラマでアドラー心理学を引用した「嫌われる勇気」というのがありましたけど、あまりオススメは出来ません。
あれは、「嫌われる努力」です。
なにも、周りと対立する必要はありません。
なお、元の本はおすすめできますよ。
さて、これから先、どう転んでも、次女は私達の庇護から抜け出して自分で生きていかなければなりません。
そうせざるを得ないように仕向けてきました。
ある意味、楽しみです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。<(_ _)>
面白かったら、読者になって頂いたり、ツイッターでフォローしていただけると嬉しいです。
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