トクする!栄太郎のブログ

特許、人柱としての報告や瞑想、たまに生命保険などなど、トクする情報を発信します。

ブースターケーブルでエンジンをかける際の正しい手順とその理由

f:id:m-eitaro:20171208212110j:plain

寒くなると、エンジンのかかりが悪くなります。

理由は2つ、気温が低くなると

1.バッテリーの発電能力が弱くなる

2.オイルが固くなって始動時の抵抗が大きくなる

からです。そんなことは分かってますよね。蛇足でした。

 

私の車も、バッテリーを交換して3年が経過して、少し不安になってきました。

で、ジャンプスターターをポチッとしちゃいました。

 

明日、評価して記事にしますね。

 


スポンサードリンク

 

はじめに 

とは言え、まだ、ジャンプスターターは普及していません。

なので、ブースターケーブルによるエンジン始動

 についてレクチャーします。

そのついでに、

何のためにプラス(+)極から接続しなければならないのか?

とか

なぜ、故障車のバッテリーのマイナス(-)極に繋がないのか?

という疑問にお答えします。

理由がわかればアレンジ可能です。

 

なお、わりと下手くそなイラスト(失礼、作者さん)を、なんで採用したかというと、何よりもイラストが電気的に正しかったからです。

 

前準備

故障車の電源OFF

バッテリーの無くなった車(以下故障車)のヘッドライトや、ウィンカー、エアコン、オーディオ等の電気を食う機器をすべてOFFにします。

エンジン始動は莫大な電力が必要ですから、これは当然ですよね。

 

救援車を寄せる

当然ブースターケーブルが届くようにです。

そしてブースターケーブルを準備します。

この時ブースターケーブルのクリップはどこにも触れていない状態にしておいて下さいクリップ同士が接触しているのも言語道断です。

なお、救援車はエンジンをかけた状態を維持します。(※後述)

 

まず赤いケーブル

まず、赤いケーブルの片方のクリップを故障車のバッテリーのプラス(+)極に接続します。

次に、赤いケーブルの他方のクリップを救援車のバッテリーのプラス(+)極に接続します。

理由は、エンジンルームの金属部分はすべてマイナス(-)極だからです。(※※後述)

なので、後からプラス(+)極 を接続しようとすると、マイナス(-)極であるエンジンルームのどこかに触れてショートする恐れがあります。

なので、ある意味危険なプラス(+)極を先に確定します。

 

次に黒いケーブル

黒いケーブルを片方のクリップを救援車のバッテリーのマイナス(-)極に接続します。

そして、最後に残った黒いケーブルの他方のクリップを、エンジンルーム内の金属がむき出しになっている部分に接続します。もちろんクリップで傷がついても問題ない位置でお願いします(エンジンブロックでOK)。

接続の瞬間火花が出ますが、これは救援車のバッテリーから故障車のバッテリーに電流が流れ始めるためです。

ここで、なぜ、故障車のバッテリーのマイナス(-)極に繋がないのか?

自動車に使われる鉛蓄電池は、微量ながら水素を放出します。

接続の際にスパークが水素に引火して爆発しないようにバッテリーから離れた位置の金属部に最後のクリップを接続するのです。

これで、接続完了!

接続した瞬間、救援車のアイドリングがグッと下がるのがわかるはずです。

つまり、カラっ欠になった故障車のバッテリーが救援車のバッテリーから電気を奪うのです。

なので、救援車は最後まで、エンジンをかけた状態を維持しなくてはなりません。

 

エンジン始動操作

まず、救援車のアクセルを少し踏んで、

まず、救援車のアクセルを少し踏んで、2000rpm程度の回転数を維持します。

つまり、発電能力をあげます。

この状態で故障車のエンジンをスタート

この状態で故障車のエンジンをスタートするとエンジンがかかるはずです。

 

後始末

ブースターケーブルを取り付けたときの手順と逆の手順で取り外します。

故障車側はすぐにエンジンを切っちゃだめですよ。充電させましょう。

また、単にバッテリーが古く、寿命と思われるのなら、さっさと新しいバッテリーに交換です。

 

※※エンジンルームの金属部分はすべてマイナス(-)極の意味

日本の普通の車はマイナスアースと呼ばれる方式です。

つまり自動車の金属部分は、マイナス(-)極に接続されています。

金属同士は接触すれば導通しますので、金属はすべてマイナス(-)極に接続されている状態なのです。

旧車など、まれにプラスアース車があるとのことですが、そのような場合は特別の配慮が必要です(そんなレアなケースは無いと思いますので割愛します)。

 

私ならどうする?

私は、ブースターケーブル接続の最後の手順

「最後に残った黒いケーブルの他方のクリップを、エンジンルーム内の金属がむき出しになっている部分に接続」

はサボって、直接故障車のバッテリーのマイナス(-)極に繋いじゃいます。

なぜでしょう。水素に引火して爆発しないの?

私は大丈夫だと思っています。

なぜなら、水素は爆発しやすい気体ではありますが、同時に一番軽い気体でもあります。なんと、その重さは空気の7%です。チョー軽いです。

 

すでにブースターケーブルを繋ぐためにボンネットを開いています。

これで、充分に水素は逃げていると思います。

だから大丈夫!

理由を知っていると自分流にアレンジできるというのはこのことです。

まとめ

バッテリー上がりに遭遇しないように早めの交換をするのが一番なのです。

とは言え、バッテリーの寿命まで使い切りたいですよねぇ。

 

また、半ドアに気が付かず、ルームランプをつけっぱなしで、バッテリーが上がることも考えられます。そんな時のために・・・。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。<(_ _)>

面白かったら、読者になっていただいたり、ツイッターでフォローしていただけると嬉しいです。


スポンサードリンク