久しぶりの瞑想に関する記事です。以前に、
私の知っている瞑想法、その2つの比較 - トクする!栄太郎のブログ
で、瞑想を2種類紹介しました。さらに、
じゃ、ぶっちゃけ瞑想ってなによ! - トクする!栄太郎のブログ
で具体的な瞑想のやりかたについて注意点をお話しました。
そしたら、瞑想中に何が起こるの?と言うのが今日のテーマです。
自分の経験を書きます。
まず、瞑想を始めて2分もすると「あれっ、肩に力が入っている」とか、「腰周りの筋肉が緊張しているぞ」と気がつきます。そしたら意識して力を抜いたりしてください。抜いた結果、「あ~なんか楽になった」と感じるならそれでOK。
力を抜こうとして抜けない、緊張を解くことが出来ない場合や、また、抜いた結果として不自然だと感じた場合でも問題はありません。まだ、単に時期が来ていないだけです。そこにこだわらず呼吸に意識を戻してください。
体は連動しています。特定の筋肉が無意識に緊張している場合は、他の筋肉の緊張が解けないと力を抜くことが出来なかったり、心の緊張が反映している場合があります。
瞑想を続けているとだんだん分かってくるのですが、意外と体と心は不可分であることに気がつきます。
例えば体の歪みはそのような姿勢を続けている習慣に原因があることが多いのですが、一方で、驚くほどネガティブな精神状態を反映していることが多いです。
以前ご紹介した「CAMB」という瞑想のセッションで行った実習ですが、3人一組でお互いの姿勢のゆがみを計測する実習がありました。
重りをつけた糸とメジャーを使って、本人がニュートラルな姿勢で立っていると思っている姿勢を計測します。すると、「右肩のほうが上がっている」とか「腰骨は右のほうが前に出ている」とか「頭左に傾いている」とか、色々分かります。
5mm単位の精度で20箇所ほど計測したかなぁ。
まず、1時間ほど時間をかけて3人とも計測します。意外と歪んでいるものです。
しかし、これで終わりではないです。
次に6人くらいのグループで自分の歪みを発表します。
そのとき。他の5人はその歪みをデフォルメして体験します。上の例で言うと、「右肩だけ持ち上げて」とか「腰骨は右だけ前に出して」とか「頭は左に傾けて」と言う感じです。
そうすると、あら不思議、デフォルメして体を歪めるとふつふつと陰性の感情が沸き起こってきます。例えば、「悲しい」とか「寂しい」とかの感情です。その感情を自分以外の5人からフィードバックしてもらいます。
私の歪みを体験した人のフィードバックは「放っておいてくれ」、「一人にしておいてくれ」と言うのが多かったです。まさにその感情こそが自分の陰性の部分のベースだったと思います。
それからの私は、姿勢というものにすごく興味がわきました。注意してみてみると、静的な立ち姿勢よりも、歩き姿勢を観察するとよく分かります。
そのときに大事なのが「考えることを捨て感じることに集中すること」です。このコツを身に着けてからスゴく他人を読むことに長けてきました。
余談ですが、こうして身に着けた自信が、それまで技術者だった自分を、保険営業という別分野に飛び込ませる原動力となっています。
ちょっと横道にそれましたが、瞑想で、体の緊張を感じることはよい事です。この気づきが回りまわって、自分の心と体の開放に結びつきます。
まだまだ、色々とあるのですが、今日のところはココまでです。
続編書きました
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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