トクする!栄太郎のブログ

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私のくも膜下出血が家族に与えた影響 子供の進路に多大な影響あり

私は2回もくも膜下出血を発症しています。

です。

幸いなことに両方とも生還できましたが、やはり家族に大迷惑をかけています。

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1回目(1985年6月 22歳のとき)

くも膜下出血体験談(その1)

でご紹介した話です。

このときは、親族や、両親、特に弟に迷惑をかけました。

弟は、ちょうど高校3年生でしたが、勉強できずに結局大学進学を諦めました。

で、私のすすめで公務員(農林水産省)になりました。

で、時間的に余裕があったのか、就職後に京都の私立大学(2部)に入学し、仕事と学業を両立させました。

今では、公務員内転職(よくわかりません)をして、入国管理の仕事をしています。

結局、本人の努力もあり、私に関わっていた悪影響は薄まっているようです。

ヨカッタ!!。

 

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2回目(2015年1月 52歳のとき)

くも膜下出血体験談(その2)画像あり

でご紹介した話です。

このとき、私は、自宅の東海地方を離れて、東京に単身赴任していました。

 

特に、妻、長女、次女に迷惑をかけました。

 

妻に関しては言わずもがなです。

心配かけて申し訳ないm(_ _)m。

 

長女

長女は大学3年生でした。

わりと身軽に、妻と交代するために、東京に来てくれました。

 

次女

次女は、高校受験直前だったので、極力話を伝えないようにしました。

おかげで、志望高校に合格できました。

 

やっぱり、仕事の合間を見て、ちょくちょく来てくれました。

入国管理は夜勤のある変則勤務なので、2日程度なら連続の休みを取れるらしく、こまめに来てくれました。

ありがたいことに、私に対する見舞い品だけではなく、妻や長女に対してケアするような見舞い品を持って来てくれました。

 

入院/療養期間についてはこんな感じです。

 

娘2人に与えた長期的な影響

これらの話は、続きがあります。

 

妻は、元々看護師で、脳外科病棟にも何年か勤務していました。

私の入院中の東京の病院を見ていて、2点気がついたそうです。

・東海地方の病院よりも東京の病院の方が進んでいる。

・東海地方の病院よりも東京の病院の方が外国人の患者が多い。

この2つは、妻の中にインプットされました。

 

長女の就職失敗⇒方針転換

そもそも、大学受験に失敗し、文系の私立大学に通っていましたが、就職に失敗しました。

正確には、「エントリーシートだけで落とされる」、「受けても受けても落とされる」です。

エントリーシートだけで落とされる」については、ダメ大学の上に、大学の就職指導担当の書き方の指導が最悪でした。

気になった私達がエントリーシートを確認すると、コレはダメっていうレッテルを張りたくなる典型例でした。

妻の指導で、書き直したら、以降はエントリーシートだけで落とされるのは激減しました。

 

門前払いはなくなりましたが、「受けても受けても落とされる」という状況は変わりません。

40社ほど落ちた時点で、就職は考え直すことにしました。

(私自身は、40社程度で挫折するなんて論外と考えていますが、結局このまま就職したところで、文系の4大出身の女の子が、よほどの才覚なしに一生自活できるとは思えません。)

結局、妻のすすめで、看護専門学校に行くことにしました。

大学入試時に、私と妻が勧めたのに、頑として長女は拒否していました。

そこで、試しに「松波総合病院」に、1日職場体験に行かせました。

職場体験といっても大したことはできません。

しかし、長女はそこで、衝撃的な言葉を聞きます。

 

「うち(松波総合病院)に就職してくれるなら、月5万円の奨学金をあげますよ」

看護専門学校は普通3年ですから、180万をもらえることになります。

どうやら、就職戦線に置いてけぼりを喰らった長女には衝撃的な言葉のようでした。

「看護師は必要とされている!」

これで、長女の決心は固まりました。

 

あとは、どこの看護専門学校に行くかです。

妻には、私の入院のせいで東京の病院のことが頭に残っています。

長女はバカ大学に通っていた危機感から、アルバイトをして、自力で駅前留学をしていました。

危機感のせいか、英語で日常会話を出来るレベルになっていました。

ついでに英検の準1級も取りました。

 

そうすると、最終的に東京に就職できるところがイイんじゃない?

ってことで、東京の医療系の大学付属の看護専門学校修士枠を見つけてきました。

方針転換の決断が早かったおかげで、合格できました。

現在、長女は一人暮らしをしながら、勉強をしています。

童顔なおかげで、高校卒業して進学して来た子とも仲良くしているようです。

 

最初から、そうしてくれれば、無駄な4年と500万円の学費を空費せずに済んだんですけどねぇ。モッタイナイ!

今では、それらは、決断のためのコストだと割り切っています。

 

長女の教訓を得て次女の大学選び

兄弟ってオモシロイですよね。

アドラーも言っていますが人格形成に影響を与えるのが生まれた順番だそうです。

私もそう思います。

 

次女は必ず、長女の失敗から学びます。

次女は、長女の失敗を間近で、つぶさに見ています。

たぶん、文系の4大を出たって、女子というハンデ(あえてハンデと言います)があるので、才覚がなければ、生活していくことが難しいということはなんとなく察しています。

 

手に職を持つことは絶対に必要だ!

 

とは言え、両親から見て、看護師は次女には無理です。

また、本人もそれは承知しています。

そこで、彼女が選んだ職業は「理学療法士」です。

 

最終的に、次女は医療系の私立大学を2校受験し、その両方に受かりました。

それで、選んだ大学が、長女の行った看護専門学校の本体の大学です。

4月12日に入学式です。

次女は1年生の間は強制的に寮に入ります。

 

以降は夫婦2人の寂しい生活になってしまいます(´・ω・`)

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。<(_ _)>

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なお、学力のない次女がどのようにして医療系の大学に入ったかは、次を参照してください。

 

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